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少年時代(アホの幼小)

記憶に残ってることは私の街に如何しようもないガキ大将がいた。
1920年代どこの町でもこうした輩はいた。
そしてその町でもこうしたグループが町を闊歩していたのだ。
年下の子供たちはこうした仲間が仕切りその町を仕切り絶対な力を誇っていた。
私の町のボスは豆腐屋の倅で腕っぷしが強かった。彼等の「いう事は絶対だ」
森の中に寝起きをして悪の限りをした。
鰻屋のいけすを襲いウナギを逃がして・・・
みたり大木に登っている隣町のガキを落として骨折をさせたり・・・
また隣町の女の子を襲ったり・・・(まだ子供の体だから生理などないが)
ガキ大将が持って来た春画を参考にポーズを付けるのである。
私達は忠実にガキ大将の言う事に従ったのだが・・・
近くの漁師たちが仕掛けた網を夜中に行って魚を盗んだりして追いかけられて必死になって川向こうの岸まで泳ぎいつの間にか対岸の岸に泳ぎ着き・・・知らないうちに泳ぎを覚えてしまった。
或る日を境に私は矛を収めてきた。
ウナギ屋のキャラメルを買うとおまけで(世界の名作集)の本が貰えた{良い時代}の話であるが・・・
集るように本を集めて読んだ。
そして肥桶の柄でたたき付けた。
そして背負い投げでたたき付けた。
全ての思いをこめて・・・
私は転校をしたのだが・・・ウナギ屋のキャラメルを買うとおまけで(世界の名作集)の本が貰えた{良い時代}の話であるが・・・
集るように本を集めて読んだ。
私はそれを期に転校したのだが・・・



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