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この度ブログを再開しました。
勝手を知らぬパソコンゆえ身体がもつかどうかわかりませんかどうかわかりませんがどうかよろしくお願いいたします。


新世界11

2017年06月14日
ある早朝の午後、大きな円盤が収一の下野の頭に現れた。
ドカーンと地響きかして収一の家族と三匹の猫と妻は光の中に飲み込まれていった。
其処は大きな部屋の真ん中だった。
収一の趣味にしてる画材と妻の職業の医学道具、三匹の猫の玩具、餌の類も皆そろっている。
その部屋の主人がやって来た。
部屋の真ん中である。
「いや今まで見たことのない服装衣装を着てる」今まで出会ったことのない男達だ。
それは何かの物語で見たような井手達だ、まるで中世の一角の様な面持ちと井手達だった。
収一と妻の秋実はまるで裁判にかけられる面持ちで椅子に座った。
その部屋の主人は言った。
「余りにも宇宙が汚れている、汝はここで責任を持ちこの世界を綺麗にしろ!」
「我々はおぬしにこの任務を与える事にした。」これからお前の任務を遂行するための人材を揃える」
私は何の細網もない。あるのは絶対に不正を許さぬ正義感だけだ」
男達は黙って私達を見下ろして「その正義感があればいい・・・」後は我々のする事を見習って、この戦艦を動かすシステムを覚えればいい・・・
後は収一の努力と才能に任せればいい・・・
そこで彼は自分の「思いの丈」を彼等に伝えた。
そして長い七試合の末末収一の欲望を伝えた。
収一の妻は不安そうに彼を見つめた。
収一と妻は彼等の手の内にある。
「彼等の望むままに従うより仕方がないか?」
それは収一の望む世界ではないから・・・」
収一にはたとえどう生きても無理はなかった。
これはこの世の中どう生きても捨てる意味はない。
あまりにも世の中の仲が変わりすぎる。
政府もおもい通りにはゆかない。
この世には未練はない。
元々彼の世界にはこの世には未練には無い。
それは激動の世を生きた自信があった。

私の子供時代はみんな丈夫だった。
みんな簡単には死ぬことなど考えなかった。
なぜこんなに弱くなってしまったのか?
私達はめったに死ぬことなど考えなかった。
みんな必死に生きていた。
若い頃私は新聞配達をして夜は鉄工所で働いた。
そしてアルファ-錠を飲み嫉視に働いた。
でも今の若者には簡単に死んでしまう。
何故だろうか?私には今の若者の気持ちが解らない。
教育方針が悪いのか?
さっぱりわからん。
一日に4時間くらいの睡眠でも死ぬ事はない。
そして本当の絶望感を知らない。
今に教育方針が悪いのか?命は一つしかない。
もうひとつ命の重さを考えてくれ。

その後の私3

2016年12月20日
真夜中の電話・・・
彼女からの電話だった。
妻の言う事を聞けばよかったが私には解らない・・・
睡眠剤を飲んでどうかしてたのかもしたのか?
私には解らないが電話の声を聴いて私は動揺した。
彼女は「私はいつも不幸だ・・?」と訴えた。
哀しい日が300日・・どうぞ助けてくれ・・・と
早速彼女のアパートに車を走らせた。
彼女は風邪をこじらせて寝ていた。
そんな彼女を看病してた時彼女が抱き着いてきた。
私は自分の心に正直に抱いた。
彼女には男がいた。
私は彼女にはめられた。
そして罠に落ちた。

私はベルサイユの市民だ。
だが彼女の罠に落ちた。
そしてヨーロッパに連れてゆくことにした。
そこで問題が起きた。
彼女はジュエリーの店でダイアモンドが欲しいと駄々をこねた。
当日は名誉諮問の表彰のある日。
私は全ての予定をキャンセルして彼女の0意見に従った。
大きな仕事もすでに捨てて・・・
そして彼女がヒェレンツエで怪我をした。
日本に帰って来た時私の居場所は無かった。
私の妻は私の財産をすべて奪って消えた。
家も何もかも私は無くした。
そして3月 東日本大震災で彼女が病気{精神病}になった。
病院からは入院を勧められたが彼女が拒否した。
それから長く病院との付き合い。
そして気分転換の為に旅行もした。
多くの借金を抱え・・・彼女は治った。
私は小さな家を建て再出発を誓った。
だが最後には脳梗塞で倒れた。
そして下半身不随になり私はもい一度水彩を取ろうと筆を買ってきた。
まっすぐの線を引けるまで水彩を描こう・・・
と まだ油絵を描こうと考えてる。
人生は生まれてきた時も裸だ・・・
死ぬときもやはり裸だろう・・・
私は良い時代に生きたのかもしれん・・・
ボタンの掛け違いをすればこんな時代もあるか??

その後の私2

2016年12月18日
警察が訪ねてきた。
私が誘拐罪で訴えられてると・・・
その両親が私を訴えたのである。
警察署に連れて行かれ私は取り調べをされる所だ・・・
「相思相愛だよ」これは調べる必要はないね。
警察の見解は、そう判断出来た。
彼女を取り調べた刑事が言った。私たちは解放された。
私は東京の画商の求める通り海の見える岬町の少し引っ込んだところに住まいを構えた。元々動物好きだった私はいろんな動物を飼った。犬《九匹》ヒヨドリそれがアトリエの中を走り回る。そして十年以上が経った。
いろんなところで個展を開いた。こうして私の人生を終わるのか・・・?
私の晩年はこれで終わりか・・・
妻を連れ欧州各地を回った。
俺はこのルーブルに絵を飾るんだ。
私の口癖だった。
アンデーが撃たれた。
私は同じ時代0を生きた仲間を失った。
なんだか寂しくなった。アンデイーは大理石会社の社長をしてたはずだ・・・
だが親父のボスの身代わりになって撃たれたそうだ。
妙にセーヌの風がむなしく吹いた。
家には沢山の動物が暮らしている。
私にはこの動物達と暮らす生活が一番合ってるのかな・・・
そうなればもう少し大きな家を持たないと・・・
私が家を建てる気になったのはそんな訳だった。
そうすれば好きな家を持ち楽しく暮らせるんじゃないか・・・?
大きなアトリエ、池には鯉を飼って。
仕事も一生懸命して個展活動をして。
そんな折ある会場に女性が訪ねて来た。
《魔がさしたとしか言えない》
私は網にかかった昆虫の様に感じた。
《地獄から天国へ 私の心は漂っった》

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